鬱P (Utsu-P)
ALGORITHMIC KABUKICHO
[鬱P「ALGORITHMIC KABUKICHO」歌詞]
あたしの夢は花嫁になることです
お絵描き帳に描いた白無垢
滲むペン 今書くのは絵じゃなくて文字
生活保護の申請書と得体知れぬ借用書
好きだから始めた嗜好品 口角がにじり上がってく
派手なトランスが鳴る部屋 心がもくもく燻されてく
誰もがやりたくないことが あたしの今の仕事です
だけど勘違いしないでよ シアワセだよ
すえた臭いがマンホールからこみ上げ
蝉の声は街宣車で消えた
りんごの歌が耳鳴りみたいに響く
あたしはイヤホン外し 地下の地下の地下に帰りましょ
あのヒトみたいに綺麗だったら こんな風にならなかったよ
便所蝿が纏わりつくわたしの夢はもうどこにあるの
誰もやりたくないことが あたしの好きな仕事です
だから勘違いしないでよ 君なんかが
張り裂けそうなくらいの醜貌 百万回殺されてきた雌の猫に
怖いものなんてないから 今日もここで息している