[鬱P「え」歌詞]
どこにでもあるような ありふれた一枚絵
現実世界をそのままに 絵を描いてみたけれど
スケッチブックの端の方 塗る色が分からない
ああ僕には荷が重すぎたのか 現実の端は何色なんだ
流行りの配色真似してみても 僕の線画には合わないようだ
自分の生命ごと全て 肯定したいのに出来ないんだ ホニャララ
どんな表現が良いのかな 描けたら明日も生きようかなぁ
どんな色も形も どんな声も音色も 息苦しく感じて
少しずつ見つけて 少しずつもがいて だんだん大きくなる
へたくそな絵
描ける世界は緩やかに 広がってゆくけれど
スケッチブックの向こう側 塗る色がわからない
ああサイケデリックな原色も 透き通るような淡色も
一枚の紙を隔てた場所は 僕のセンスでは合わないようだ
貴方の生命ごと全て 肯定したいのに出来ないんだ ホニャララ
どんな表現が良いのかな 未熟な僕ではだめかもなぁ
どんな好きも嫌いも どんな嘘も本当も 受け入れられなくて
少しずつ見つけて 少しずつ近寄って だんだん厚みを増す
へたくそな絵
枠の外から 紙の外から 机の外から 見たことない色がやってくる
部屋の外から 街の外から 海の外から 1,2,3,4,
枠の外から 紙の外から 机の外から 見たことない色がやってくる
部屋の外から 街の外から 海の外から もっともっともっと
どんな色も どんな僕も貴方も どんな過去も未来も 味方になる日が来て
少しずつ見つけて 少しずつ手に入れ だんだん大きくなる
へたくそな絵
押し潰されないように
染まり切らないように
殺されないように
もっともっともっともっともっと大きくなれ